支部長雑感

静かな稽古

2016年05月14日

昨日5月13日(金曜)に、「熊本地震」発生後、初めての稽古を行うことが出来ました。
1ヶ月ぶりです。
一般部11人、少年部8人が参加しました。

最初に、震災で亡くなられた方々や行方不明の方、そして現在なお避難生活をされている方々のために、みんなで黙とうを捧げました。

芦原会館熊本支部は、熊本市立帯山中学校武道場を中心に活動をしておりますが、5月13日現在も、帯山中学校体育館には1階で避難生活をされている方々がおられます。武道場はその上です。

我々、空手を稽古している者は、日頃大きな声を出すことを心掛けています。しかし、昨日の稽古は、「はい!気合を入れて!」とか「セイッ!」「ショッ!」などの大きな声は全く出さずに稽古をしました。

避難されている方がおられる限り、静かな稽古は続きます。

……
1ヶ月ぶりの稽古は、基本と移動稽古と他に少しだけの練習で終わりにしました。そして、皆で車座になり、地震直後から今までのことを話し合いました。こうして、再びみんなで稽古することができたのは、本当に素晴らしく、嬉しいことでした。
みなさん、この1か月は大変だったことでしょう。しかし、笑顔で道場に来てくれました。

最後に、一般部より早く練習が終わる少年部で、整列して終わりの挨拶をする際、子供たちに話したことを、ここに書かせてください。

「君たちは、大地震を経験しました。
大変だったろう。よく頑張ったね。
でも、お父さんやお母さん、ご近所な方々など、他にもつらい思いや悲しい経験をされた人がいっぱいいます。
君たちには、その方たちの気持ちがわかりますか?
僕たちは、決して、人を蹴っ飛ばしたり殴ったりするために稽古している訳じゃないんです。
人の気持ちが分かる人間になるために稽古をしているんです。
これからもみんなで頑張りましょう。」

押忍

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