2013年09月05日
1998年春頃、山内文孝前支部長から「これからはお前がやってみろ」と熊本支部を任されました。
熊本支部は1986年春から2000年春まで、熊本市立帯山中学校の体育館で稽古をしてきました。
しかし、山内前支部長と普段から常設道場建設の話はしていました。
空手は場所を選びません、しかし、常設道場があるというのは、学ぶ道場生からすると、とても良い環境になるので、そのような道場があれば最高です。
漠然と常設道場を作りたいと思っていた矢先の1998年10月に、私は稽古中に左膝前十字靭帯を断裂しました。組手ではなく自爆でした。
芦原会館は稽古での怪我に非常に注意を払っていますので、普段、怪我などはないのですが、私の場合は本当に自身の不注意が原因でした。
それはともかく、その怪我により常設道場開設の現実化が一気に進みました。というのは、私は仕事上の付き合いから多くの傷害保険に入っておりました。
その結果、怪我による保険金が入ってきまして、常設道場設立のための資金が出来てしまったのです。
まさしく「怪我の功名」でした。
館長のご許可を頂き、行動を開始しました。
まず、私が役員を勤める会社が所有する不動産物件で、25坪ほどの適当なフロアを選び、芦原会館熊本支部と格安の家賃の設定で賃貸契約を結んだのです。そして、保険金のほとんどを内装工事に使いました。道場の造りは総本部道場の雰囲気を取り入れました。
靱帯断裂も完治し、2000年4月に晴れて、熊本支部常設道場が完成しました。熊本市「水前寺」という地に建てました。
道場には、2基のサンドバッグ、砂袋を備えて、各種ミットも置いておりました。
道場開きも行い、気分良く新道場をスタートさせました。
常設道場を建てると、少年部への入会者が一気に増えました。やはり、潜在的には、空手を習いたい、習わせたいというニーズは多かったのでしょう。それまでは、ほとんど一般部しかいなかったのです。
稽古日は、月・水・金曜の午後5時30分から少年部、7時30分から一般部と2部構成にしました。指導するのはほとんど私でした。この「雑感」のページで「基本稽古」の重要さを強調してまいりましたが、クラス分けに伴い、私は一日に基本を2回することになり、「自分が一番得しているのでは」という有難い気持ちにもなりました。
この水前寺道場時代に入門した者の中で、数名の道場生が現在も稽古を続けております。また、残念ながら途中でやめてしまったが、今でも我々と交流を続けている者が多くいます。
次回につづきます。 押忍
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