2013年12月11日
空手の構えにはいろいろあります。
古くから、前屈立・後屈立・猫足立・騎馬立などが存在し使われてきました。
それぞれに長所があり、全く否定するものではありません。
芦原会館には、先代館長がご指導された構えがあります。先代館長や現館長の構えを映した動画や写真を見られた方もおられると思いますが、非常に柔らかく構えておられます。
お二人の組手のご様子を見ても、実に柔らかく動かれています。戦っている最中のお顔の表情からして柔らかいのです。(門下生の私が言える立場ではありませんが、つい常日頃思っていることでしたので…)
とにかく踏んばることなく構えることです。
踏んばると足に力が入ります。力が入るということは、力を入れるという行為以外に何もしていないし、それ以外に何も出来ないということです。
ところで、力を入れる代表的な格闘技と言えば、相撲でしょう。立ち合いから勝負が決まるまでずっと力が入っています。仕方ありません。そのような厳しさが求められる格闘技なのですから。
しかし、その中にでも驚嘆に値する力士が、過去おられました。古今無双69連勝の横綱双葉山関です。
取り組みの間中、下半身が実に柔らかく、そして細かく動いています。現在のインターネットでは、簡単に検索できますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
ここからは私見ですが、力を入れて相手の攻撃を受けると、力を入れた分だけ衝撃が自分の身体に響きます。
逆に、柔らかく受けると、ダイレクトに身体の芯、つまり腰の重みというか腰の力を使って相手の攻撃を受け止めたり流したり、そして吸収したりしてしまうことが出来ると思っています。
そうはいうものの、簡単ではないと思います。なぜなら、自分自身が自己の精神とも対峙しながら、相手と戦わなくてはならないからです。自身の未熟で、やっかいな精神状態を引きずりながら相手と戦うのですから、あまり上手くいく気がしませんね。
まったく技術のみで戦えるようになると、まるで鯨が大海を優雅に泳ぐが如く、ゆったりと、そしてなめらかに相手を御することが出来るのではないでしょうか。
わたしは、空手の理想をこのように考えています。芦原会館独自の技術もこのような身体操作の上においてこそ使いこなすことができるものと思っています。
押忍
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