支部長雑感

会館とともに

2016年08月31日

かなり地震関係のお話が続いており、申し訳なく思っております。
今回も地震の経験を通じて思いに至ったことをお話させていただきます。

我々熊本支部の道場生は、大地震を経験しました。
その際、前述のように、館長はじめ総本部職員、全国の各支部長はじめ道場生の方々から多くのご心配のお言葉、励ましのメール、援助の申し入れなどを頂きました。
これらのことにより「味わったことのない災害」、「人の心の温かさを知った喜び」この両方を一度に体験しました。

人は一人では生きていけません。
人は人に属して初めて生きていけます。
それは、国家であり、社会であり、地域であり、家庭であり、友人などであります。

人は困難に出会った時、人の真価を知ります。人の心の奥底を見ることができます。
少なくとも、私はこの地震で、それを知ることができたと思っております。

そして、いかに謙虚に生きなければならないかを、災害を通じて学びました。
この学びは、間違いなく芦原会館が持つ元来の考えと共通しています。

芦原会館は、先代芦原英幸館長が創始され、現芦原英典館長が継承されて今日に至っております。
われわれ門下生は、会館の長い歴史の中でお二人の館長にご指導を受けてきました。それは、高度な技術の伝授のみならず、人としての「正しさ」や「生き方」にもおよんでおります。
そして、これら先代館長から現館長へ脈々と続くその教えに基づき、各支部のリーダーや道場生たちは、その努力とともに謙虚な生き方を実践しています。
一例ですが、総本部や各支部の指導員は、道場生に対しては呼び捨てや乱暴な言葉を使うことを厳しく禁止されており、丁寧な言葉や態度で接することを両館長から指導されております。そしてその影響は、まだ初学者である白帯色帯に至るまで及んでおり、結果として道場の雰囲気はとても良いものになっています。
したがって、他でよく見る、いかにも武道団体然とした「こわもて」の振る舞いや絶対的な上命下服の関係を強いる雰囲気などは、芦原会館においては皆無であります。

常日頃より、私や熊本支部の道場生も、その教えと恩恵を受けながら稽古を続けてきました。
そして、今回の地震です。
私は、被災した道場生たちに対する館長はじめ総本部や各支部のこの一連のご対応に、改めて芦原会館の素晴らしさを感じることができました。

……
このつたない文章の「支部長雑感」を見て下さっている皆様には、ぜひ、全国にある芦原会館の最寄りの支部をお訪ね頂きたいと願っております。
そこには、真面目で誠実なリーダーや道場生たちがいます。
こんな世界があるんだ、と思っていただけるはずです。

私も、ヨタヨタ喘ぎながらではありますが、これからも会館とともに歩んでいくつもりです。

押忍

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