支部長雑感

角を作り、角を取る

2013年11月11日

全く関係ないお話ですが、車のデザインには、エッジの効いたデザイン、丸みを帯びたデザインなどいろいろありますね。
それぞれ好みがおありだと思います。
どちらが良いのでしょうか。

空手においては、その初学において、自身の動きに角(かど)をしっかり作ります。つまり、腰を回すにしろ、タメを作るにしろ、自分だけでなく外から見てもはっきり分かるくらいの動作を行う方がよいと思います。

右中段突きを例にとります。まず右腰にタメを作ります。一杯いっぱいに右腰を後ろの方に引きます。そして、突きを放つと右腰はフルに端から端まで回り、かなり前の方に突き出されることになります。当然、その為には上半身のみならず、下半身が総動員され動くことになります。もちろん左側には壁を作っておきます。

傍から見ると、その動きはロボットの様で、コキコキした動作に見えます。
このようなはっきりした動きを自身に身に着けさせるのです。
そして、これをある程度長期間続けると、腰を始めとして身体全体が、技の威力を出すという目的の為に、強く、しかも効率よく動かせるようになると思います。腰を中心とした動きにスピードが出てきます。

しかし、そこで終わるわけにはいきません。コキコキした動作、すなわち分かりやすい動作は、対戦する熟練者にとって格好の餌食になります。

そこで、その次に、そのコキコキした動きの角を取っていく作業に入っていきます。しっかり腰の動きを理解、体得した上で、身体の動きの角を取るのです。言い換えると、なめらかな動きにしていくのです。その修練を続けることで、正面に立った相手に、自らの挙動の変化を見破られにくくなるのです。

最初から、柔らかい動きやスムーズさを求めると、身体内部の働きが理解できません。どこから力を出すのかを体得できません。肝心な時に力が発揮できない、威力のない空手になってしまいます。
焦ることなく、しっかりとした基礎を身体に染み込ませることです。スムーズさを求めることは、それからで構わないと思います。

最後に、まったくの余談ですが…。
日常生活において、遭遇した実際の戦いに正直さは必要ありません。
ずる賢く戦うことです。なぜなら、悪い奴は卑怯なことを平気でしてきます。そのような相手に正しい手段を使う必要はありません。どんなことをしても、自分や自分の大切な人を守ることが出来れば良いのです。
心の正しい人、清い人と戦うことはないのですから。 
                           押忍

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