2024年01月01日
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
昨年も国内外の各分野で日本人が大活躍しました。
なかでも、MLBアメリカンリーグのホームラン王獲得の大谷翔平選手、ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手、将棋界八冠独占の藤井聡太さんなどは、他の追随を許さないほどの存在になっております。
この彼らに共通しているところを見てみますと、思いますに、それは「集中力」ではないでしょうか。
簡単に「集中力」といいますが、自らの選んだ世界以外には目を向けず一心不乱に歩み続けるのは、凡庸な人間にはできないものです。
たとえば、藤井さんですが、ご自身の持つ竜王や名人など7つのタイトルに加えること8つ目のタイトルとなる王座への挑戦、その王座を賭けた丸々2日間にわたる極限の思考闘争を繰り広げた末の勝利のあと、直後に行われた祝勝会においても、なおも詰将棋の本を開いておられた彼の姿をニュースで見ました。
これらの集中力の源は、どこにあるのでしょうか。
私は、右にあげた3人の至高とも思われる集中力は、自身の投じる世界への、この上もない「好き」が作り上げたものではないかと思います。
その「好き」が何よりも大切なものに対して迷わずに向かっていて、それを行うことに何ほども疲労を感じないといったところでしょうか。
子供が何かに夢中になって時間を忘れてしまう、そんな心の喜びを何歳になっても持ち続けている、そんな感じも伺えますね。
翻って私自身に、「私は空手が何よりも『好き』で、ほかは考えられません」という領域まで到達しているかと問われると、んーどうでしょう?
少し苦しいかもしれません(苦笑)。
私は昨年、長年勤めた会社の役員を辞めました。
今年は転機の年になります。
元旦に当たって思うことは、この一年を「好き」で固めて、「集中力」をハイレベルなところまで高めたいということです。
押忍
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