支部長雑感

うれしかったこと

2013年08月12日

一生懸命努力する人が大好きです。
当たり前なことを言っているとお思いでしょう。

支部で指導をしていて、道場生の頑張って稽古する姿をみるのが
大好きです。
稽古は、夏は流れる汗を滴(したた)らせながら突きを繰り返し、   冬はかじかむ足を我慢して蹴りを放ちます。
その連続の過程の先に、自らの目標としている結果が待って
います。

例えば、その代表的なものが、黒帯挑戦でしょうか。

一発で黒帯獲得できる者や、一度保留をもらってくじけず頑張って  昇段できる者など、いろいろです。
一人一人にドラマがあります。
歯を食いしばって黒帯に挑戦する後輩を、私は後ろからハラハラ
しながら見ています。
そして審査の結果、合格すると、その後輩は当然のことながら
喜びます。その何とも言えない笑顔。

確かに、武道には強い弱いがつきものです。
「俺の修行時代は厳しかったぞ」とか「昔のレベルは今の比では
ないぞ」とかおっしゃる先輩方もおられるでしょう。
しかし、実力というものは相対的で、単純に比較はできないもの
だと思いますし、努力というものに時間や場所は関係ないものだ
と思います。

先代館長のお好きだった「努力」という言葉、すばらしい言葉だと  思います。

後輩が審査を受けて頑張って黒帯をいただいた時は、私の
「うれしかったこと」がまた一つ増える時です。

                          押忍