2013年09月27日
1971年、私が小学校3年の時、自宅で仰向けに寝転がって10円玉を眺めていたら、間違って口の中に入り(ポケーッと口を開けていたんです)、そのままスルッと喉の奥に落ちていきました。自分でもびっくりしました。よくぞ喉に引っかからなかったと思います。
しかし、それからが大変。
父親に相談すると何故か「芋を食え!」。
そこで芋を食べました。
しかし、そのようなことで解決するわけではないので、母が自宅の近くの病院に連れて行ってくれました。
その病院は、当時最先端(?)のレントゲンを備えていました。テレビレントゲンというように聞いた記憶があります。
いうなれば生中継のレントゲンとでも言いましょうか。
私のお腹にレントゲンの装置を当てると10円玉が白く浮かび上がります。それが生中継なので動いているのです。
「はぁー」と見とれていたら、ちゃっかり者の母が「せっかく高いお金払って診てもらっているのだから、レントゲンで10円玉が見えている間に、お腹の下の方に押し下げていきなさい」と言いました。
そこで、両手でお腹をグイッと押さえてみると、なんと10円玉が下腹部の方に降りていくではありませんか。「こりゃあ良いや」とばかりにグイグイ押さえました。便利なレントゲンだ!と喜びました。
そして、10年玉がかなり下がったところで、もういいだろうと手を離すと、
ピュイッ!
10円玉が、元々あった位置に戻ってしまいました。
居合わせた皆んなで笑ってしまいました。
お医者さんは、「一番狭い十二指腸を通過できれば、下から出てくるでしょう。」とおっしゃいました。
それからというもの、大きい方を催したら一々確認しなければいけなくなりました。そして、1週間くらいして出てきました。もう一安心です。
その10円玉でお菓子を買いに行きました。今思えば、人間の身体の中を旅行した貴重な硬貨なので、記念にとっておけば良かったかもしれません。
ちなみに強烈な酸を出す胃を通過したせいか、下から出てきた10円玉はピッカピカでした。
「無鉄砲なやつ」シリーズ つづく
押忍
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