支部長雑感

下りのエスカレーターを上がっていく

2015年01月01日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます


さて、「学ぶ」ことは、よく「下りのエスカレーターを上がる」ことに例えられます。つまり、ある程度スピードを上げないと進んでいかないし、途中で立ち止まれば元の位置まで戻ってしまいます。

空手も然りです。稽古です。これを怠っていては絶対に技術や精神の向上はありません。

道場生にいつも「空手は、今まで熟練者であった人でも、辞めたと思った途端、素人に逆戻りするよ」と言っています。肉体がいきなり衰えるのではなく、心が衰えてしまうのです。
一日も休まず滅茶苦茶に稽古しろ、と言っているのではなく、つまるところ心の持ち方だと思います。
常に空手の技術向上を意識して日常生活を送るとか、怠けたい心を叱咤するような心を持つとか、いろいろあると思います。

空手道場のホームページですので、空手のことをお話していますが、下りのエスカレーターは、人の生き方そのものだと思っています。
私は、いつも下りのエスカレーターを上っていきたいと思っています。

しかし、やみくもに頑張れとか怠けるなと言っているのではありません。休息も稽古です。休みの日に遊んだり、ドライブしたりすることも稽古だと思います。勝手に「これも稽古だ」と思えばいいのです。
 
いいかげんな奴だと思われるでしょうが、元来、私の性格はまったくいい加減な方だと思います。私は、生活の中でサボることが上手い方だと思います。なんとかそれで自分自身の平静を保っているといってもいいと思います。

年齢が上がってきて、稽古の成果が表れにくくなってきております。しかし、だからと言ってあきらめると、もうそこで終わりだと思います。
実は、稽古の成果として顕れにくくなってきているのは、得てして肉体的もしくは可視覚的な部分でありまして、こと技術面における「気付き」というのは、年々増えてきていることを実感しております。
常に稽古を続けることが、非常に大切なことだと思います。

今年も、頑張って、下りのエスカレーターを笑顔で登っていきたいと思います。

押忍

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