支部長雑感

心の鏡

2025年06月25日

子供どうしが言い争いをしている時によく使う文句として、
「バカというお前がバカだ~!」というのがあります。
私は、これは言いえて妙だと思っております。

私が思う例えを一つ挙げます。
一般に、サラリーマンや学生が体調を崩したとき、しかしどうしても職場や学校を休めない場合、病院に行くことができるでしょうか。
通常、病院は朝9時にしか開きません。そして、夕方5時には閉院します。したがって、職場や学校が始まる前も終わってからも病院には行けません。すなわち、職場等から休みをもらってからしか病院には行けないのです。
これに関して。
高校時代の友人で、熊本市内にクリニックを開いている者がいます。
彼はクリニック開設時より、病院に行きたくても行けないこのような方々のため、早朝より診療を始め、途中少しの休憩時間を挟み、夜も暗くなるまで病院を開けています。これならば、職場等に行く前、又はその帰りに該クリニックに行き診察を受けることができます。
私はずっと、このように高い志を持って病院を経営している彼を、非常に感心をもって見ていました。同級生ながら尊敬しています。

以前、その彼と一緒に食事をしている時、彼がポツリとこぼした言葉があります。
ある時、一人の患者さんから、その長い診療時間等、他にあまり例のない診療体系に関して、
「そこまでして儲けたいのですか?」と言われたとのことです。
彼は、
「これにはこたえたよ」と言っていました。
私は、その時思いました。
「心無い言葉を発する人は、心無い人だな」と。


よく、言葉は人の心を映し出す鏡だと云われます。
人を攻撃する言葉を発する人は、人を攻撃しても平気な人です。
人を傷つける言葉を発する人は、人を傷つけても平気な人です。
試しに、このような言葉を発した瞬間に、その顔を鏡で見てみると、それはそれは邪な顔をしていると思います。
いや、怖いです。
私は、そのような言葉を使う人にはなりたくありません。


言葉の使い方は、空手修行もそうですが、日常の仕事や生活からも学べるものだと思います。
これら日ごろの鍛錬を通じて相対的な感情操作を使えるようになることが、正しい言語の操作のために肝要ではないでしょうか。
簡単に言うと、普段から「相手の心を自身の心に映してから、言葉を発するようにしていく」というものです。
いや、ちょっと難しいでしょうか。
それでも、このような心を持つことは、特に人に厳しいといわれる現代社会においては必要なことだと思っております。


最後に、私が「人の心」に関して絶対真理だと信じているものを書かせていただきます。

「きれいな言葉を使えば、きれいな心になる」
「きたない言葉を使えば、きたない心になる」

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