2022年07月24日
長年の友人で、会社を経営している者がいます。
この友人の経営する会社は、その業種では熊本県において上位に位置する会社です。
友人は誠実な性格であり、また、真摯な仕事ぶりを私は尊敬しています。
彼は35年近く、地道に仕事をこなし、多くの顧客を獲得してきました。彼は順調に昇進して、10年ほど前にその会社の代表取締役になりました。
ところが数年前、一部の役員による反乱で株の買い占めが行われ、彼は代表取締役を解任させられ、会社を追われることになりました。
それから間もなく、話を聞きつけた私は、突然の解任で悩んでいた彼といろいろ話をしました。
私は、ちょっと偉そうでしたが彼にこう言いました。
「大丈夫だ!仕事というのは人につくからね」と。
その後、彼は独立し、同じ業種関連の会社を興しました。
すると、長年大事に関係を作ってきた顧客や法人がこぞって、彼の興した会社に仕事を依頼してきました。
彼は、忙しくて嬉しい悲鳴を上げていました。
そして、風のうわさで、彼を解任した会社は多くの顧客を失い、たちまち窮状を訴えるようになってしまったと聞きました。
どのような理由があったのかはわかりませんが、会社を我が物にしようとしてそのような行為をしたのならば、それは決して報われることはないと思います。
私は、彼が独立して良かったと思います。
「仕事は人につく」
これは間違いのないことだと思っております。
押忍
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