2025年04月26日
先月30日(日)に、第14回九州地区SABAKIトーナメントが熊本益城町で開催されました。
今年も館長・総本部の師範代お二人・九州南北地区の両統括を始めとして、多くの会員のご協力のもと、無事に終了することができました。
また、熊本県下の支部の保護者の方々が、いつもながらスタッフとしてお手伝いしていただき、大いに助かりました。
本当にありがとうございました。
大会も14回目となり、本当によくここまで続けられてきたと感慨深く思います。
思えば、2007年頃、九州北地区のある支部長から「瀬野さんが九州大会をやってみませんか」とご提案(無理難題?)をいただきまして、おそるおそる大会準備を始めたのがその嚆矢であります。
当時はまだ、芦原会館におきましても地方大会はあまり開催されておらず、ルール作り、会場探し、選手の怪我防止対策、大会ドクターの依頼、試合場設営など、手探りの状態から始めたのです。
当初は失敗や叱責をいただきながらの開催でしたが、なんとか毎年続けることができるようになりました。
そして現在、九州地区の多くの支部のご協力をいただき、しかるべき規模の地方大会になることができました。
本当に感謝でいっぱいです。
ところで、芦原会館におきましては、大会等の催しは、主宰者といえどもすべて無償にての活動となります。
これに関しまして、いろいろとご意見をいただきます。
たとえば、「イベントを開くのには責任が伴います。大丈夫なのですか?」や「何かあったならどう対処されるのですか?」などと、こちらのやる気をみごとに削いでくれるような意見をいただきます。
これに対して、私は思います。
「意気に感じる」ことをやりたいと。
芦原会館の国内の支部の多くは、その支部長や責任者が無報酬で支部を運営されています。もちろん、熊本支部も例外ではありません。
どちらかと言うと、手出しのほうが多い道場運営となっております。
しかし、そんなことは、武道の修行に関しましては些末なことであります。
武道修行は私のライフワークでありますので、心から喜びを感じながら日々稽古を続けております。
これと、道場運営やトーナメント開催行事を主宰することなどは、直接には関係ありません。
しかし、私は前述のとおり、これらを「意気に感じて」続けております。
そして、これらのことが「学び」「向上」「前進」などの報酬を私に与えてくれます。
したがって、私の心の中では、たくさん給料を頂きながら空手指導や大会行事をやらせてもらっているのと同じ感覚なのです。
「意気に感じる」ことは、私の人生における行動指針の中の大きな要素であります。
押忍
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